読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼくの文章訓練所

野球とか声優とか動画サイトとか色々なことに感じ考え思うこと

ニューダンガンロンパV3の感想を書いたら不満点が多くなってしまった

この記事はダンガンロンパシリーズのネタバレを含みます。

未プレイの方はご注意ください。

 

僕とダンガンロンパシリーズ

2016年1月、推理モノの有名シリーズということでPSPダンガンロンパ1に手を出す。かねてから購入を検討していたPS VITAと1・2 Reloadを同時購入する考えもあったものの、ダンロンシリーズが自分に合わなかった場合を考えPSP版の1を中古で購入。しかし杞憂に終わり1をクリア後、一目散に2を買いそれも一気にクリア。結局絶対絶望少女のためにVITAを購入し、アニメの3も視聴。V3は当初急いでやる気はなかったのだが、他人の購入報告を聞いていたら無性にプレイしたくなり数日遅れで購入、プレイ。

 

キャラクターごとの評価 

赤松楓

女主人公で感情移入できるか少し不安だったが、一章をやっていて「この性格なら問題ないな」と安心した。犯人(仮)だと気づいたのはフラッシュが光っていると指摘したところ。「え、あのカメラ設置したのって赤松さんじゃん。てことは…。あ!カメラをやたらしっかり固定してたのってもしかして!」って感じ。伏線隠すの上手くなったよねえ。

東条斬美

落ち着いてるし色々頼りになるし好印象だったけど、あの犯行理由はスケールがでかすぎてピンとこなかった。まぁそれだけ自分の能力への自信と依頼への責任感を持っているってことなんだろう。「ブレーキを失ったトロッコの進路を切り替えて犠牲者を減らすか」って質問に、この人なら迷わずYESと答えるんだろうな。

夢野秘密子

初めのうちはやる気もないしすぐダルいダルい言うし好きじゃなかったのが、転子とアンジーの死を乗り越えて前向きになってからは好きになった。最原ハルマキと並んで今作で一番成長したキャラだと思う。アンジーと一緒にみんなのためのマジカルショーを開くなんて泣かせるじゃないの。

春川魔姫

舞園さん亡き後の霧切さんポジになるかと思ったら違った。重要キャラのようでいてそうでもなかったね。ジョークの「殺されたいの?」に最初はいちいちビクッとしていたのに段々と慣れていったのは自分でも面白かった。頬をプクッと膨らませる様子がかわいい。でも5章で百田のせいでギクシャクしてる時、「百田は意地になってるだけなんだからなんとかしなさいよ。あんた最低」とか言われた時は嫌な彼女だなあと思った。多分その辺の百田第一主義な所があるから、僕は百田春川カップルを微笑ましく見切れないんだと思う。

茶柱転子

男死を嫌ってるってことで第一印象はあんまりだったけど、思ったほど拒絶されないし真っ直ぐで一生懸命で好感が持てるのでかなり好きになった。だからこそ殺された時は悲しかった。死亡フラグビンビンだったけど「いやでも捜査中には死なないよな?」とか思ってたらあれだよ!即死じゃないのに声を上げなかったのは夢野ちゃんのために儀式を成功させようとしてたのかな。ああ悲しい。

白銀つむぎ

地味と自称しているだけあってちょっと小物感があった首謀者。黒幕と疑い始めたのは天海くんの研究教室を出た時だったと思う。過去作キャラ全部に変身してくれたこと自体は嬉しかったけど口から出る言葉は全然嬉しくなかった。

夜長アンジー

超高校級の教祖とか宗教家のほうがふさわしいんじゃないか?ビジュアル性格ともに大好きだったが話が進むにつれて嫌悪感を抱くようになる。しかし冷静に考えると真宮寺も言うようにあの絶望的な状況で宗教に救いを求めるのは悪いことじゃないし、夜間外出を禁じたのもコロシアイを防ぐためなので仕方ない面もある。なんだかんだで好き。上半身を左右に振る動作がめっさかわいい。シンミツイベントも最高。結婚したい。

入間美兎

いくらなんでも有能すぎる発明家。B90の赤松さんへの罵倒「黒豆乳首」を聞いた時、僕は琥珀うたが頭に浮かんだ。虚勢を張ってるだけの弱気な女の子の印象だったので殺人を計画したのはちょっと悲しかったけど、小心者ゆえってことなのかなあ。他の人よりも死を嘆かれてない気がしてちょっと可哀想。

最原終一

超高校級の探偵で主人公の相棒って時点で重要キャラなのはわかっていたけどまさか主人公交代とは。でもその状況にもすんなり馴染めたくらい好きなキャラ。ただ、声と演技が微妙に安定してなくてそこは残念。女性声優の男声だからって擁護もできるけどそんなことプレイヤーには関係ないしなあ。

百田解斗

みんなの心の支え。中でも最原が成長したのは百田のおかげでもあるのでなくてはならない人。でも4章で真実を受け入れてゴン太が犯人だと推理したのになんで怒られなきゃいけないんだと腹立った。あとシンミツイベントで虚言癖あるじゃんとちょっと引いた。

星竜馬

冷静でこちらに危害を加えるわけではないが、自分が死んでもいいとまで言うような生への執着を見せない星くんは魅力的に映らなかった。でも動機ビデオの入手やシンアイイベントからわかるような人間らしい星くんは好き。星くん、生きる意味を探すことが生きる意味だっていいじゃないかよ!

天海蘭太郎

第一印象は「腐女子に人気ありそうだなー」。研究教室の入口を見て「正体は超高校級の超高校級狩りだ!」と思ってすまんかった。行方不明の妹が12人ってやっぱお前にも責任あるだろ。

獄原ゴン太

体験版の自己紹介で怒らせたら怖いなーと心配してたけど、良い意味で印象が変わらず愛らしいキャラで終始好きなままだった。昆虫が絡まなければお前は紳士だよ。「昆虫となごもう会」を嘘コード化したら「昆虫を恐れる会」になったのは笑った。

王馬小吉

第一印象は「腐女子に人気ありそうだなー」。うるさいし気持ち悪いし不快で大嫌いだった。ただ彼は彼でコロシアイを止めるために動いたりはしていたので最後には嫌いな気持ちが少し薄れた。狛枝みたいに最後まで憎らしいままでいてほしかったなーと思わないでもない。にししって言ってるけどその笑い方は美也のものなの!

真宮寺是清

第一印象とは裏腹に裁判で結構頼りになってたのであんな自分勝手な事件を起こすとは予想外だった。転子まで殺したのは絶許。でも民俗学の話は普通に面白い。

キーボ

ロボットのくせに割と普通の思考をしてくれるのでありがたかった。ロボット差別の件好き。顔を赤らめる立ち絵も好き。6章で暴れ始めたときは「キーボがおかしくなっちゃった」と思ったが、あの行動がなかったらゆっくりと破滅に向かって行った可能性が大なので、今回のヒーローといえるかもしれない。

モノクマモノクマーズ

我ながらいい加減慣れろとは思うんだが僕は未だにのぶ代ボイスが恋しくなってしまうのだよ…。そしてモノクマーズは話の腰を折ったりしてテンポの悪さに貢献していた感が強い。おしおき時に一緒に死ぬモノクマーズは、一人ひとりの最期を邪魔されているようですごく嫌だった。でもあの中で一番好きなのはあの流れを作ったモノダムダヨ。

 

CHAPTER 6「さよならダンガンロンパ」の評価

僕は今作をやる前から思っていたことがあった。通常、プレイヤーは主人公に感情移入して「このコロシアイを生き抜いてやる!黒幕を打ち破ってやる!」という希望側の考えを持つ。ただその一方で、プレイヤーはダンガンロンパというゲームを購入した時点で、コロシアイから生まれる絶望を少なからず期待している。もちろん、絶望そのものを望んでいるわけではない。絶望に立ち向かう希望が見たいのだ。絶望に勝つ希望が見たいのだ。ここまで考えると一人の人物が頭に浮かぶ。そう狛枝凪斗だ。

日向創に入り込んでいた僕は狛枝凪斗が大嫌いだった。そりゃそうだ。希望側に立てば迷惑極まりない。しかし希望厨とも揶揄される彼の「大きな絶望を乗り越えることで希望が輝く」という考えはプレイヤーの考えでもあったんだなと今では思う。

つまり我々はコロシアイから生まれる絶望と、その絶望から生まれる希望が不謹慎ながらも好きなのだ。そこを納得してこのゲームをプレイしている。だから今さら「視聴者が希望を望むからコロシアイが起きるんだ!」とか言われても困ってしまう。すでに理解していることについて長々と説教されること以上に退屈なことはない。

そして制作陣がずるいのは、理論武装での「後味悪いオチなんて望んでない」「説教くさいキャラは好きじゃない」などといったあの世界の視聴者の声だ。プレイヤーからの批判の予防線を張っていると同時に、こういった批判を嫌がっているゲームの制作陣の姿が透けて見えてしまい僕は一気に冷めてしまった。

しかしくれぐれも言っておきたいのは、あの裁判での最原たちの決断は賞賛されるべきものだということだ。あのコロシアイの連鎖を終わらせるには希望も絶望も勝たない結末しかないというのはよくわかる。ただ制作陣がその主張を上手くゲームに落とし込めていなかった印象だ。贅沢を承知で言うと、希望も絶望も勝たず冗長でなく説教臭くもないある程度すっきりする裁判を見たかった。

加えて、結末がモヤッとしてしまった原因には思い出しライトがある。このアイテムがあるせいで推理の前提となる事実がわからないので、どんな考察に対しても反論できてしまう。「その部分は思い出しライトの嘘の記憶です」の一言でひっくり返される推測なんて僕はしたくならない。

ゲームとしての面白さはイマイチだと思うが、ダンガンロンパシリーズを終わらせるならこれも一つのやり方なのかもしれない。続けるにしても希望と絶望の対立はもう描けないだろう。仮に作中の何が本当で何が嘘だったとしても、我々ダンガンロンパのプレイヤーがコロシアイから生まれる絶望と希望を望んでいることは確かなんだから。

 

最後に

こうして書き出していったら不満点ばかりが出てきてしまったが、6章の裁判の途中までは1と2には及ばないまでも充分楽しめたし、実際寝る間も惜しんでプレイしていた。ただあの6章は、「主張をぶつけたい」「奇をてらいたい」という思いからゲームとしての面白さを軽視してしまった結果だと思う。

果たして次回作は出るのだろうか?V3で確定している事実は、最原・春川・夢野が生きていることくらいだと思うので世界の構造自体はどうとでもなるはずだが、希望と絶望の対立以外のテーマを考えなければならないだろう。個人的にはまったく新しいダンガンロンパの誕生に期待している。

あ、あとモヤッとしたんで1・2Reload買っちゃいました。今からやります!

 


思い出したことがあれば書き連ねていく追記

難易度は推理・アクションともゼツボウを選択。6章の理論武装で何度もゲームオーバーになってどうしようもなくなったのでアクション難易度をフツウに変更した。てか理論武装ってあれ音ゲーになってるか?最後までタイミングがよくわからんかった。

絶望のデスロードの酷すぎる操作性はわざとなのか?YouTubeに1章時点でクリアしてる人の動画あがってるけどほんとすごい、さすがにあれはやる気にならない。

ブレインドライブつまんなすぎワロタ。2のスケボーのほうが楽しかった。