ぼくの文章訓練所

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花澤香菜と小野賢章と神谷浩史と阿澄佳奈

週刊文春デジタルでの交際報道を受け、小野賢章さんは自身のブログ、花澤香菜さんはAbemaTVの番組内で交際を認めた。

本題の前に、よく言われることだが、そもそも週刊誌などが行うストーカー行為は許されるものではない。政治や社会問題の報道なら意義があるが、個人間の熱愛・不倫報道においてはただの人権侵害でしかない。芸能の話題ならば日本レコード大賞の買収のような公共性の高い話題や薬物使用などの犯罪行為に限るべきだ。

 

さて、この報道でおそらくかなりの反響を期待していたはずの文春だが、ネットを見渡しても両者を叩いているファンの姿はほとんど見られない。2010年あたりの花澤さんならいざ知らず、すっかり人気も活動も安定した今では燃え上がる要素が特にないとはいえ、何にせよ20代後半の男女の交際を叩くような流れにならなくて安心した。(僕は小野賢章のことは名前しか知らないが、)声優同士の交際だったこともファンにとっては安心感があったのだろう。

 

ただこの間の神谷浩史の既婚子持ち報道のように、結婚を隠すのは別だ。叩かれるべきだとすら思っている。声優の緒方恵美Twitterでアニメ関係者の的外れな擁護をリツイートしていたが、芸能人が結婚を隠していたら叩かれて然るべきだ。

ラジオなどでプライベートの話題を話す機会の多い人ならば、結婚についてだけ黙っていることは隠していることとほぼ同義。隠す理由の大部分はタレントイメージの維持などの金銭絡みであるため、隠すことにより大きな利益を得られている。要はファンからお金を引っ張るために黙っているわけで、不快に思う人が大勢いるのは当然だ。

もちろん、公表も隠蔽も本人や事務所の判断次第であることもまた当然。発覚した場合のリスクと天秤にかけるわけだが、ここで隠蔽に舵を切る判断を僕個人としては悲しく思う。自身のライブや舞台などが終わる時期を待って公表する程度ならいいが、数年に渡って隠し続けるというのはファンへの想いの薄さが透けて見える。週刊誌が声優業界にも手を出し始めたことで正直に入籍を報告する声優が増えることを願う。

 

2014年1月に阿澄佳奈さんが入籍を報告した時、僕は彼女のファンで本当に良かったと思った。ただ、今も旦那さんの話を避けているのだけは少し歯がゆい。聞きたくないというファンへの配慮もあるだろうけど幸せそうに家庭の話をするあすみんを見たいというのもまっとうなファン心理だと思う。まぁもともと開けっ広げな人ではないから仕方ないのかな。お子さんのことなら話せるかもしれないのでその時を密かに楽しみにしておこう。

声優のキャラ付けも枯渇気味なので、今度は過去の恋愛遍歴や恋人とのエピソードを包み隠さず報告する声優なんて面白いかもしれない。ファンがつくかは疑問だけどね。